こんにちは、海です。
今回は、ドラマDr.コトーに出てきた診療所に行ってきたことをまとめてみました。
そもそもDr.コトーに出てくる診療所はどこにあるか
Dr.コトー診療所は沖縄県の八重山諸島にあるとされる、架空の島である志木那島(しきなじま)を舞台とするドラマです。
2003年から2006年にかけて、連続ドラマとして見る人に感動を与えました。
エリートのお医者さんが、自らの過去の失敗と向き合いながら、離島で診療所を営んでいく物語です。
島の人々と真摯に向き合っていくその姿が感動を与えました。
そして当時の出演メンバーもすごい豪華だったと思います。
吉岡秀隆さん、柴咲コウさん、時任三郎さんといった錚々たる顔ぶれでした。
でも、なんで沖縄を舞台にした映画ってこうもヒューマンドラマが多いのでしょうか(笑)
さて、このドラマのロケ地はどこでしょうか?
それは、沖縄県の八重山諸島にある与那国島という場所にあります。沖縄本島から南西へ約509km、石垣島から約127km、東京から約1,900kmの距離にあります。
めちゃくちゃ遠いですね。それもそのはずです、日本で一番最後に夕日を見る島ですから(笑)
なんといっても、一番近いのは台湾です。 隣接する台湾とは、約111kmの距離にあり、年に数回、台湾の山並みが見えることもあります。
その与那国島の海沿いにDr.コトーのドラマで使われた診療所がありました。
ついに来た!
これが、あの志木那島診療所か!めっちゃ感動しました。
渋い!
この志木那島診療所は、わざわざこのDr.コトー診療所のドラマのために、作られたと聞いています。
その額は3000万円ほどかかったとか!
すごいですね、ドラマのためにここまでするとは本気度を感じます。
おお!これがドラマで見た診療所の受付です。
この診療所は維持費のために、300円をお支払いするみたいです。
両替できないので、小銭を必ず持っていった方が良さそうです。
ドラマに出てくる絢香役の柴咲コウさんが出てきそうですね。いや〜、雰囲気があります。
診療所の中は、あえて古く見せる工夫がされているみたいです。
右側に見えるソファーがありますが、一見すると皮張りに見えますがあれは布張りだそうです。
塗装で、皮張りのような質感を出せているわけですから、本当に技術が詰まったセットです。
ここは、座敷のような場所です。
ドラマではおじいや、おばあが座っていました。
今時、こんな座敷がある診療所はないでしょうね。すんごい雰囲気があります。
わ、わ!ちゃんと宣伝のポスターが貼っていました。皆さん、すごいいい演技でした。また帰ったら見たくなりました。
確か、左がコトー先生が、右側が和田さんが座っていた机でしょうか。だいぶ、年季が入っていますね。
多分、その時のまま保存してくださっているのかもしれません。本当に感激しました。
部屋の感じも、少し薄暗くて良い感じです。
机には、ヤシガニラーメンがありました。ドラマで出てきた、インスタントラーメンです。
よくコトー先生が、食べていましたね。美味しいのでしょうか?(笑)
病室のベットです。すごい年季が入っています。こんな病室で夜寝ていると、怖いかもしれませんね。自分はその勇気がありませんが(汗)
でも、昼間に寝ているのは案外良いかもしれません。だって、こんなに窓から綺麗な海が見れるから。
なんだか病気も早く治りそうです。
多分、日本で一番海を近くに感じられる診療所かもしれません。これが、ドラマのセットでなければの話ですが(笑)
もし、台風があったら色々大変そうですから、セットで良かったのかもしれません。
ドラマでは、ここを忙しくバタバタしていましたっけ。実際に見てみると、距離が思ったよりも短かったのが意外でした。
診療所の手術室ですが、中は入ることができませんでした。
窓から覗き込んでみると、ドラマで使われたセットなどが置かれているようでした。
こんな小さな診療所で、しかも先生ひとりで手術を受け持つなんて、コトー先生は相当スペックの高いお医者さんだったんですね。
コトー先生だけでなく、看護師や、助手も、一人一人が大事な戦力だと言っていたのがよく分かります。
さて、名残惜しいですが帰りますか。
本当にいい診療所でした。また行きたいと思いました!そして、この診療所をメンテナンスしてくださっている方にも本当に感謝です。
ドラマから十数年経っていますが、こんなにいい状態で今も感動を与えてくれるなんて本当に感謝につきます。
また行きたいと心から思える、そんな離島の小さな小さな診療所でした。