【体験談】夜勤5年で壊れた体と心 — 不眠・免疫低下・メンタル崩壊、命を削る働き方
夜勤で最初に壊れるもの:睡眠(不眠症)
夜勤を始めて数年で私の生活は変わりました。疲れて帰っても眠れない。24時間起きているようで、眠りに落ちることができない。眠りたいのに眠れないという状態は想像以上に辛く、精神的な消耗が早く訪れます。
日中に光を浴びることによって発生するメラトニンという物質が、夜勤だと不足するため睡眠サイクルをバグらせます。これがないと安眠できません。常に覚醒状態になります。人間は夜寝るように設計されていることがわかります。
よくある症状
- 布団に入っても脳が覚醒して眠れない
- 浅い眠りで目覚めて疲れが取れない
- 休日に寝だめしても回復しない
免疫低下と体の不調:吹き出物・回復力の低下
夜勤を続けると明らかに免疫が落ちます。私は体に吹き出物が出続け、風邪をひきやすく、回復に時間がかかるようになりました。これは見た目の問題だけでなく、生活の質を確実に下げます。簡単に感染症にもかかりやすくなりました。これは、免疫が下がったことの影響だと思います。
メンタルの変化:イライラ・判断力の低下
夜勤は性格まで変えてしまいます。イライラしやすく、切れやすくなり、思考力が落ちて判断ミスが増えました。詐欺に遭ったのも丁度この時期です。普段であれば正常な判断ができることも、そうでいられなくなるそれが夜勤の怖いところです。
また人と会っても心ここにあらずで、対人関係にも影響が出ます。
私が感じた“別人化”
「怒りっぽくなった自分が嫌で抑えようとする」。そんな悪循環が生まれ、自己嫌悪が深まりました。夜勤は本人の意志の問題ではなく、身体の自然な反応です。言ってみればジキルとハイド、満月の時の狼男みたいなものかもしれません。夜と昼、それぞれ別の人格のように感じていました。
自分を制御することができなくなっていたため、つまらないことで人に当たってしまったり、本来受け流すべき言葉を間に受けてしまって、落ち込んだり怒ったりと情緒が不安定でした。
睡眠負債は蓄積する — 年齢とともに回復力は落ちる
最初は若さでカバーできても、年を重ねると回復しづらくなります。私も20代後半に入ってから、「寝ても疲れが取れない」状態に気づきました。睡眠負債は一度溜まると簡単には消えません。
同僚から、「顔のクマが取れませんね」の一言が心に刺さりました。他にも「いつまで夜勤続けるんですか?」と言われました。
それで、『このまま夜勤を続けていて本当に良いのか…」そんなことを自問自答するようになりました。同僚の何気なく放った言葉は意外に当たっているものなんですよね。その人を考えているか、いないか関わらず正直に感じた第三者目線を大切にしてください。意外にその言葉って客観的に的を射ている場合が多いんですよね。
長期的リスク:心疾患・代謝異常・寿命リスクの増加
夜勤が続くことで高まるリスクは多岐に渡ります。心疾患、脳卒中、糖尿病、高血圧、肥満、場合によってはがんや全死亡率の上昇に関連するとの報告もあります。私の体験からも、夜勤を長く続けるリスクは無視できません。
結論:できるだけ短期でやめるべき — 私の本音
夜勤は半年以内、できれば短期で。私はこれが本心です。給料の魅力は確かにありますが、それで失うもの(睡眠、健康、心、人間関係)はあまりに大きい。命を犠牲にしてまで働く理由は一つもないと断言します。
現実的な対処法(すぐできる工夫)
- 昼間の睡眠環境を徹底する(遮光カーテン、耳栓、アイマスク)
- 就寝前のブルーライトを避ける(スマホ・PCを控える)
- 短時間の仮眠(20〜30分)でパフォーマンス回復を図る
- 栄養バランスを整え、抗炎症食品を増やす(野菜・魚・発酵食品)また、プロテインを取り入れてみる。トリプトファンが、精神安定をもたらす。マグネシウムサプリも、睡眠に必要なメラトニンを合成する助けになる。就寝の30分前に接種すると効果的
- メンタルが不安定なら専門窓口や産業医に相談を
※上記はあくまで実体験と一般的な対処法の組合せであり、医療的な診断や治療の代わりにはなりません。症状が深刻な場合は医師を受診してください。
最後に(私の生の声)
夜勤5年。私は体調を失い、睡眠を失い、心のゆとりを失いました。給料は良い。でも、それで笑える時間や元気な体が戻ってくるわけではありません。あなたの命や心より優先すべき仕事は一つもないと、心から伝えたい。
この記事が、夜勤で苦しむ誰かの「気づき」や「次の一歩」につながれば幸いです。

