【黒島完全ガイド2025】
ハート型の恋が実る島「黒島」
黒島ブルーの海・伊古桟橋・満天の星空まで全部まとめた
沖縄・八重山諸島の離島の中でも、静けさ・透明度・ロマンティックな雰囲気のすべてが揃う島が「黒島」です。
観光地化されすぎず、昔ながらの素朴さを残した“スローな時間”が流れる黒島は、訪れた人の心を穏やかに包み込んでくれる特別な場所。
この記事では、黒島を120%楽しむための情報をわかりやすくまとめました!
黒島とは?ハート型の島は「恋が実る」ハートアイランド
黒島は八重山諸島のほぼ中央に位置する、ハート型の島として有名です。
その形から「ハートアイランド」「ハートランド」と呼ばれ、
「黒島灯台に恋人と訪れると恋が実る」
というロマンチックな言い伝えもあります。
派手さはないけれど、心の底からリラックスできる素朴な空気、美しい海、静かな夜…
都会では味わえない“深い安らぎ”を感じられる島です。
黒島ブルーに心が浄化される。圧倒的透明度のターコイズブルー
黒島最大の魅力は、言葉を失うほど美しい海の色。
特に黒島沖で見られる「黒島ブルー」は、透明度が高すぎるターコイズブルーがどこまでも広がり、まさに別世界です。

太陽が高い時間は水面が宝石のように輝き、潮の動きで青のグラデーションが変化します。
石垣島の有名ビーチと比べても人が少なく、ほぼプライベートビーチ状態で絶景を独り占めできるのが最高です。
黒島の観光スポット4選
① 伊古桟橋|海へ続く一本道。まるでジブリの世界
黒島に来たら絶対外せないのが伊古桟橋。

「海へまっすぐ伸びる一本道」は、まるでジブリ映画のような幻想的な雰囲気です。
- 海風を感じながら歩くと、まるで海に浮かんでいる気分
- 夕方は空と海が溶け合って写真映え抜群
- 観光客が少なく、ゆっくり独り占めできる
すぐ近くにおしゃれカフェ「イコノマ」もあるので、休憩に最適です。
② 仲本海岸|シュノーケリング天国。サンゴと熱帯魚の楽園
黒島で一番人気のシュノーケリングスポットが仲本海岸。

海に入ってすぐ、サンゴ礁とカラフルな熱帯魚が広がる水中楽園が待っています。
満潮時や風の強い日は絶対に入らないでください。
干潮時でも必ず現地の看板をチェック!
③ 西浜|草むらを抜けると現れる“秘密のビーチ”
「南来(なんくる)」民宿の道を進み、途中で右に曲がると…
草むらの中を歩いて突然現れる自分だけの隠れビーチが西浜です。
- 息を呑むほど静か
- 足跡がほとんどない白砂ビーチ
- 黒島ブルーを完全独り占め
※ここも流れが速いので、無理は絶対禁物です。
④ 黒島灯台|恋が叶うと噂されているパワースポット
島の北端にある黒島灯台は「恋が実る」と噂されるロマンチックスポット。
- ハート型の島を見下ろせる
- 恋人と行くと恋が実るという言い伝え
- 北側の海に沈む夕日が美しい
カップル旅行なら絶対外せません!
島より牛が多い!黒島は「牛の島」
黒島は人口より牛の数が多いことで有名。
広大な放牧地でのんびり草を食べる牛たちの姿が、黒島の日常風景です。
この牛たちは将来、全国のブランド牛の基礎となる大事な存在です。

黒島グルメおすすめ2店
うんどう屋(食堂)
黒島に来たら絶対食べたいのがアーサーそば!
アーサーがたっぷり入った香り豊かな一品で、地元民にも愛されています。
イコノマ(カフェ)
伊古桟橋のすぐ近くにあるおしゃれカフェ。
- センスのいいカレーと創作ドリンク
- 島素材を使った優しい味
- 宿泊施設も併設
夜の黒島は別世界
ヤシガニに遭遇!(触っちゃダメ)
夜の道を歩いていると、のそのそ歩くヤシガニ(世界最大の陸生甲殻類)に遭遇することも。
※挟まれると大ケガするので絶対に触らないでください!
満天の星空は人生で一度は見るべきレベル
八重山諸島屈指の星空観測地である黒島は、街灯が少なく天の川が肉眼でハッキリ見えるほど。
「百聞は一見にしかず」の絶景です。
黒島へのアクセス方法
黒島には空港がないため、石垣島離島ターミナルから高速船でアクセスします。
- 所要時間:約25〜30分
- 運行会社:安栄観光・八重山観光フェリー
- 1日数便あり
島内移動は以下が便利:
- レンタサイクル
- 電動自転車(日差しが強いので超おすすめ)
- レンタカー(台数は少なめ)
まとめ:黒島は「心がふっと軽くなる島」
黒島の魅力を一言で言うなら、「心がふっと軽くなる島」。
観光スポットは多くないけれど、訪れた人はみんな
「また帰ってきたい」「忘れられない島になった」
と言います。
黒島ブルーの海、ジブリ風の伊古桟橋、恋が実る灯台、満天の星空…
観光地というより、心を休めるための場所です。
恋人との旅行はもちろん、一人旅にも最高の離島。
ぜひ次の旅先に黒島を選んでみてください。

