🌃 夜勤が僕の心と体を蝕んだ5年間:その破壊力と、今、伝えたいこと
これは、夜間のサービス業で心と体を壊し、人生のどん底を経験した僕が、今、必死であなたに伝えたい、魂の叫びだ。
この記事は、僕自身のリアルな体験談だ。です・ます調なんて生温い言葉は使わない。僕の気持ちを、痛みを、絶望を、そして、そこから這い上がった渇望を、そのままダイレクトに叩きつける。
⏰ 終わらない夜:心と体が静かに壊れていった5年間
僕が夜勤のサービス業に足を踏み入れたのは、まだ20代前半。体力もそこそこあったし、「昼間は自由」という魅力に惹かれた。最初は週数回の勤務で、給料も良かった。当時はまだ、身体に無理が利いたんだ。徹夜明けでも、ちょっと寝れば回復できる、と信じていた。
しかし、その「無理が利く」期間なんて、あっという間に終わった。
💣 勤務時間の増加がもたらした「心の破綻」
人手不足という名の魔物が、僕の生活を静かに侵食し始めた。
「お願い、今日だけ残ってくれない?」「連勤になるけど、頼むよ」
最初は短かった勤務時間が、じわじわと、そして気づけば恐ろしいスピードで増えていった。夜勤が明けても、家に帰って眠れる時間はせいぜい5時間。そしてまた、次の夜が待っている。
20代後半から30代に入ると、体力の回復力は劇的に落ちる。連勤夜勤の破壊力は凄まじかった。特に、僕が経験した15時間以上の夜勤連勤は、本当に、体を内側から破壊する行為だった。
常に寝不足。常に疲労困憊。頭は重く、思考力は低下し、笑顔は消えた。
そして、肉体の疲弊に引っ張られるように、僕の心のバランスは完全に崩れた。
💔 「自分なんて生きていても仕方がない」:希死念慮と浪費癖の泥沼
心のバランスが崩れると、人はどうなるか。僕の場合は、常に希死念慮に駆られるようになった。
- 「なんのために生きているんだろう」
- 「こんな生活、いつまで続くんだ」
- 「自分なんて、いなくても誰も困らない」
頭の中で、このネガティブな言葉がエンドレスに再生される。仕事から解放されても、夜の闇に飲み込まれるように、この「自分なんて」という気持ちが消えなかった。
そして、その心のぽっかり空いた穴を埋めるため、僕は浪費癖という名の、新たな悪循環にハマった。
現実逃避の「旅行」
旅行は好きだ。でも、本当に「行きたい」という純粋な気持ちではなく、「このストレスから逃げたい」「この現実を忘れたい」という現実逃避の衝動で、飛行機に飛び乗るようになった。行きたくもない場所まで、無理やりスケジュールを組んで。本当に馬鹿だった。
衝動的な買い物
疲れた頭でネットを見ては、次々と物を買う。一瞬の快楽。その瞬間だけは、仕事のストレスや虚無感を忘れられるから。
結果、どうなったか?
たくさん稼いでも、それ以上に消えていった。
誰もが知る事実だろう?ストレスの多い仕事は、費用対効果が最悪だ。年収1000万の人が、意外に貯金ゼロなんて話はザラにある。なぜなら、人はストレスに晒されれば晒されるほど、その反動で現実逃避し、金を使いまくるからだ。これは、人間の防衛本能なんだ。
僕が稼いだ金は、夜勤で受けた心の傷を癒すための「医療費」のようなものだった。それも、全く効かない、高額な偽薬だ。
🚨 恐怖のサイン:体に現れた「こぶ」と「しこり」
心の病みが、やがて肉体を蝕み始めた。夜勤連勤が続き、体は限界を訴え始めた。
ある日、自分の体に異変を感じた。触るとわかる、たくさんの「こぶ」や「しこり」が、体に出来ていたんだ。
「なんだ、これは?」
その瞬間、血の気が引いた。
「癌かもしれない。」
この恐怖は、夜勤のストレスとは比べ物にならない。
- 何年生きられる?
- もう終わりなのか?
- なんのために、こんな生活を送ってきたんだ?
そんな思いが、頭の中を駆け巡った。
すぐさま、僕は日本の有名な病院をいくつも回った。皮膚を切る、痛い生検(せいけん)を3回、4回と受けた。皮膚を切られ、組織を採取され、結果を待つ。その時間は、文字通り地獄だった。
診断の結果、すぐに命に関わるようなものではない、と言われた。だが、医師から言われたのは、「免疫の低下によって、悪さを起こしている可能性が高い」ということ。
そう。僕の体は、夜勤という過酷な労働環境によって、自己防衛のシステムが完全に壊れていたのだ。
そして、現実が突きつけられた。
- 検査、生検、診察、そして数日間の入院。
- かかった医療費は、優に25万円を超えた。
笑えない話だ。金を稼ぐために夜勤で体を酷使したのに、その壊れた体を治すために、高額な医療費を払う羽目になった。僕が働いた金は、夜勤で破壊された僕自身を修復するためだけに消えていった。
高い医療費を払うために働く。 こんな、本末転倒な人生、あんたは歩みたいか?
🗣️ 僕があなたに伝えたい、ただ一つのメッセージ
会社は、僕たちの命なんて、これっぽっちも考えていない。
「壊れたら、また補充すればいい。」
それが、人手不足のサービス業が回している冷酷なサイクルだ。そのサイクルの中にいると、メンタルも体も、確実に病んでいく。
夜勤は、決して長く続けるべき仕事じゃない。特に20代後半、そして30代に入ったら、回復力はゼロだ。体が悲鳴を上げる前に、人生が手遅れになる前に、気づいてほしい。
僕はこの地獄から這い上がった。そして今、声を大にして言いたい。
- 無理のない仕事を選べ。
- ストレスの少ない環境で働け。
- 長時間労働は、今すぐやめろ。
僕のように体が壊れるまで働いて、高い医療費を払うために生きるなんて、そんな虚しい人生は歩まないでほしい。
✅ まとめ:夜勤が僕にもたらしたもの
| 項目 | 夜勤が僕にもたらしたもの |
|---|---|
| 心の状態 | 常に希死念慮、重度の抑うつ状態、自己肯定感の崩壊 |
| 身体の異変 | 体に「しこり」「こぶ」、免疫力の深刻な低下、慢性的な疲労・睡眠障害 |
| 経済状況 | 稼いだ分を浪費と医療費で失う、費用対効果最悪の仕事 |
| 失ったもの | 健康、時間、心の安定、安心感、そして「生きている実感」 |
もし今、あなたが夜勤で「ちょっとしんどいな」と感じているなら、それは体からの、最後の警告だ。無視しないでくれ。
僕の体験が、あなたの人生を、あなたの体を守るきっかけになることを、心から願っている。
今すぐ、自分の人生を取り戻せ。

